自分ができる小さなことから
ひとりで抱え込まないで
3年前というと、ちょうど新型コロナウイルスの感染が広がっている時期で、社会の動きも停滞していた頃かなと思います。
世界中が不安のなかで、働く場所もずいぶんと減っていた時期でありました。
少しずつ社会が以前のような賑わいを取り戻してきていますから、今はもういちど頑張るチャンスかもしれません。ぜひ、なにかできるところから始めてみませんか。
ゆっくりと体が慣れていく
あまり社会と接点がない状態での生活が続いていた方が最初に訴えるしんどさは「体力の衰え」と「人と関わること」の2つが挙がってきます。
どうしても体を動かしていない時間が長いと筋肉も落ちてますし、散歩のような軽い運動から始めてみることをオススメします。
行く場所がないときはフラットおおたを目的地にしても良いです。「来ることが目的」の支援機関の利用というのは珍しいものではなく、まずは来られるようになることが最初の一歩にもなります。
人との関わりを増やしていくのはストレスも心の体力も必要ですから、そういう意味でもフラットおおたに来て、スタッフに挨拶して帰る…そんな使い方もご提案できます。
すこし慣れてきたらプログラムに参加してみたり、コネクトポート「ぱる」で長い時間を過ごしてみたりと小さな一歩を積み重ねていってみませんか?
人生詰んでません、大丈夫です。
小さなステップを重ねて、「働きたい」「もう少し頑張ってみたい」と思えるようになったら、フラットおおたを中心にして、さまざまな支援機関をご紹介します。
仕事体験ができる場所や職業訓練ができる場所もあります。そうした経験を積み重ねてお仕事に就いた方もたくさんいらっしゃいます。
ネット検索で情報を調べると「新卒カード失ったら終わり」や「30代になったらもう仕事なんかない」という言葉もたくさん並んでいますが、実際にはそんなことはありません。
私たちはたくさんの企業に足を運んで、いわゆるひきこもりやニートを経験した若者であっても歓迎している企業とのつながりを大切にしています。
人生まだ詰んでません、ひとりで抱えることなくご相談ください。